セス・カリー「トレードされる気がしていた」
NBA屈指のシューターであるセス・カリーは、先日のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからブルックリン・ネッツに移籍した。
今季のカリーはNBAキャリアベストのパフォーマンスを見せていたため、カリーのトレードを嘆いているシクサーズファンは少なくないだろう。
だが、カリーによると、もしジェイムス・ハーデンとベン・シモンズのトレードが成立するなら、カリー自身も含まれると感じていたという。
カリーはトレードを振り返り、次のようにコメント。The New York Postが伝えている。
このトレードが成立する場合、僕も含まれると思っていた。
だから先週あたりから準備していたんだ。
心の準備をしていた。
今は次の機会を楽しみにしている。
僕はどのような状況にもフィットできると思っている。
ボールを持ってもプレイできるし、ボールを持っていなくてもプレイできる。
僕にできる方法で彼らを助けたい。
キャリアを通して、僕はいろんなタイプのスター選手にフィットしてきた。
ルカ(・ドンチッチ)、デイム(・リラード)、CJ(・マッコラム)、もちろんジョエル(・エンビード)もだ。
彼らとのプレイに慣れるのに時間はかからないだろう。
僕は自分がやるべきことをし、チームのコンセプトの中でプレイするだけさ。
今季のネッツのアウトサイドシュートはパティ・ミルズが牽引しているが、カリーが加わったことにより、ネッツのアウトサイドシュートはさらに脅威になるだろう。
もしNBAトップクラスのシューターであるジョー・ハリスが今季中に復帰できれば、ネッツは次のレベルに到達するに違いない。
なお、カリーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 45 | 358 |
平均出場時間 | 34.8 | 24.9 |
平均得点 | 15.0 (キャリアハイ) | 11.1 |
平均リバウンド | 3.4 (キャリアハイ) | 2.2 |
平均アシスト | 4.0 (キャリアハイ) | 2.2 |
平均スティール | 0.8 | 0.7 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 1.1 |
FG成功率 | 48.5% (キャリアハイ) | 47.5% |
3P成功率 | 40.0% (キャリアワースト) | 43.7% |
フリースロー成功率 | 87.7% | 85.4% |
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