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ダリル・モレー「私の仕事は未来への道を維持すること」

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ダリル・モレー「私の仕事は未来への道を維持すること」

フィラデルフィア・セブンティシクサーズは先日、ブルックリン・ネッツとのトレードでNBAオールスターガードのジェイムス・ハーデンと元NBAオールスターフォワードのポール・ミルサップを獲得した。

一方で、ベン・シモンズ、セス・カリー、アンドレ・ドラモンド、保護されていない2022年のNBAドラフト1巡目指名権、保護された2028年のNBAドラフト1巡目指名権をネッツに放出。

シクサーズはネッツからタイリース・マキシーとマティス・サイブルを要求されたものの、若く伸び代のある彼らをキープしつつ、ハーデンを獲得することに成功した。

このトレードに裏側ついて、シクサーズのバスケットボールオペレーション部門代表を務めるダリル・モレーが明かした模様。モレーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

我々はタイリース・マキシーとサイブルを交渉から外そうとしていた。

私の仕事は未来への道を維持することだ。

我々が彼らを交渉から外し、1巡目指名権2つを主張しても、彼らはかなり頑なだった。

最終的には取引を成立させるかパスするか決めなければならない。

我々はストーリーがある時点に到達するまでに何度もパスした。

私は数日前、ウェスタン・カンファレンスのあるチームと話をしていた。

我々が求める選手がいるチームだ。

我々はその選手を獲得するために1巡目指名権とのトレードをオファーしたが、彼らに「ノー」と言われた。

「彼らは絶対にその選手を放出しないだろう」と頭を悩ませたよ。

だが、様子を見たかったから、今度は1巡目指名権2つとのトレードをオファーした。

すると、すぐに拒否されてしまった。

その選手というのは、地球上の誰もが「オー・マイ・ゴッド」と言うような男だ。

すぐに「ノー」と言われてしまったよ。

そしてトレード期限の日が来た。

我々は組織内で1巡目指名権2つについて話し合っていた。

我々の素晴らしいフロントオフィスの人々は、「3日前に1巡目指名権2つであの選手を獲得できなかったのに、なぜこの件について話し合うんだ?なぜだ?我々はジェイムス・ハーデンを獲得できる!彼は殿堂入り選手なのに、我々は未来の1巡目指名権のことを心配している」という感じさ。

そういうことだ。

モレーによると、保護されたNBAドラフト1巡目指名権についてはトップピックにならないと感じたため、トレードに含めることを決断したという。

結果的にカリーとドラモンドも放出することになったが、モレーには勝算があっての決断だったのだろう。

大胆な手を打ったシクサーズがNBAタイトルを獲得することができれば、モレーの手腕はますます評価されることになりそうだ。

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