ジョエル・エンビード「僕はたくさんのことを乗り越えてきた」
NBAオールスターのジョエル・エンビードとジェイムス・ハーデンを擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、現在5連勝と絶好調だ。
ハーデンがデビューして以降は負け知らずで、チーム全体がステップアップしたシクサーズ。
過去に辛い経験をしたというエンビードは、この状況を心から嬉しく感じているのかもしれない。
エンビードは自身のNBAキャリアを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はたくさんのことを乗り越えてきた。
たくさんのことを乗り越えてきた。
GMが裏アカウントを使っていたり、選手たちの文句を言ったりと、たくさんのことがあった。
僕は常に「1人のコーチの下でNBAキャリアを送るだろう」と思っていた。
だが、それは変わった。
僕はすごくたくさんの選手たちを見てきた。
最初の2年か3年で、80選手以上を見てきたと思う。
入団する選手がいれば、首を切られる選手もいる。
難しいね。
文化を維持するのは難しいことなんだ。
僕のおかげでここまで来れたとは言わない。
僕がここに最も長くいるのは間違いないよ。
トレードされずにいるのは幸運だと思う。
だが、僕だけのおかげではない。
僕たちには裏方として働いている素晴らしい人たちがたくさんいるんだ。
スタッフはもちろん、アリーナで働いている男たちもね。
エンビードは2014年のNBAドラフト3位でシクサーズに入団したものの、怪我の影響により最初の2シーズンを全休。
その間のシクサーズは勝てない状況が続き、さらに元ゼネラルマネージャーのブライアン・コランジェロがSNSの裏アカウントを通して人種差別発言をするなど、厳しい時間が続いていた。
ここ最近ではベン・シモンズとの関係に話題が集中し、バスケットボール以外の質問にも応じなければならなかったエンビード。
だが、シモンズをトレードで放出したことであらゆるプレッシャーから解放され、今は純粋にバスケットボールを楽しめているに違いない。
なお、エンビードの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 50 | 310 |
平均出場時間 | 33.1 | 31.0 |
平均得点 | 29.6 (キャリアハイ) | 25.6 |
平均リバウンド | 11.1 | 11.3 |
平均アシスト | 4.4 (キャリアハイ) | 3.3 |
平均スティール | 1.0 (キャリアハイタイ) | 0.8 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.9 | 3.4 |
FG成功率 | 49.4% | 48.8% |
3P成功率 | 36.2% | 33.4% |
フリースロー成功率 | 81.7% | 81.0% |
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