タイラー・ヒーロー「ノイズをシャットアウトするのは大変」
2019年のNBAドラフト13位でマイアミ・ヒートに入団したタイラー・ヒーローは、チームのNBAファイナル進出に貢献するなど素晴らしいルーキーシーズンを送った。
だが、NBAキャリア2年目の昨季は停滞。
しかし今季は飛躍し、NBAシックスマン・オブ・ザ・イヤーの最有力候補のひとりに挙がっている。
ヒーローによると、昨季の苦しい経験があったからこそ今季の彼がいるという。
ヒーローは自身について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
もし昨季がなければ、おそらく今の僕はいないだろう。
僕は昨季をメンタルとフィジカルの成長のモチベーションにしたんだ。
外野のノイズをシャットアウトしようとするのは、精神的にすごく大変なことさ。
僕はリラックスしたオフシーズンに送れ、自分を取り戻せると思っていたんだ。
ヒーローによると、NBAファイナルに進出した後はオフシーズンが短かったため、十分な準備ができないまま新シーズンを迎えてしまったという。
ヒートは現在イースタン・カンファレンス首位。
ヒーローの成長はヒートをさらに加速させ、NBAチャンピオンに近づけるに違いない。
なお、ヒーロの昨季と今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2019-21 | 2021-22 |
---|---|---|
出場試合数 | 54 | 58 |
平均出場時間 | 30.3 | 32.7 |
平均得点 | 15.1 | 21.1 (キャリアハイ) |
平均リバウンド | 5.0 | 4.8 |
平均アシスト | 3.4 | 3.8 (キャリアハイ) |
平均スティール | 0.6 | 0.7 (キャリアハイ) |
平均ターンオーバー | 1.9 | 2.6 |
FG成功率 | 43.9% | 44.6% (キャリアハイ) |
3P成功率 | 36.0% | 39.4% (キャリアハイ) |
フリースロー成功率 | 80.3% | 87.1% (キャリアハイ) |
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