シクサーズがNBAプレイオフで対戦したくないのはラプターズ?
NBAオールスターのジョエル・エンビードとジェイムス・ハーデン擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、今季のNBAチャンピオン候補の1チームだ。
ベン・シモンズの話題から解放されたシクサーズの選手たちはようやくバスケットボールに専念できる環境を手にし、悲願のNBAタイトル獲得を誓っていることだろう。
だが、NBAプレイオフでトロント・ラプターズと対戦することだけは避けたいところかもしれない。
The Philadelphia Inquirerの記者によると、現地7日にトロント・ラプターズのホームであるスコシアバンクアリーナの試合に、マティス・サイブルが「プレイする資格がない」という理由で出場できないという。
接種を完全に済ませていないNBA選手は、スコシアバンクアリーナでプレイすることができない。
シクサーズでは以前から接種を済ませていない選手がいると報じられていたが、おそらくサイブルだろう。
NBA屈指のディフェンダーとして知られるサイブルがラプターズのホームゲームに出場できないなら、シクサーズとしてはNBAプレイオフでラプターズとの対戦は避けたいところだ。
現時点でシクサーズはイースタン・カンファレンス4位。
一方のラプターズはイースト5位であるため、今日NBAプレイオフがスタートするなら、シクサーズはファーストラウンドでラプターズと対戦することになる。
イースト2位のボストン・セルティックス、同3位のミルウォーキー・バックス、同3位のシクサーズはゲーム差なしであるため、順位は今後も流動的だろうが、シクサーズはラプターズとの対戦を避けるべくレギュラーシーズン残りをコントロールすることになるかもしれない。
なお、トロントでの試合を「プレイする資格がない」という理由で欠場する場合、サイブルは3万1006ドルを没収されると報じられている。
サイブルの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 64 | 194 |
平均出場時間 | 25.4 | 21.7 |
平均得点 | 5.8 (キャリアハイ) | 4.8 |
平均リバウンド | 2.3 (キャリアハイ) | 1.9 |
平均アシスト | 1.1 | 1.1 |
平均スティール | 1.8 (キャリアハイ) | 1.6 |
平均ブロックショット | 1.1 (キャリアハイタイ) | 1.0 |
平均ターンオーバー | 0.6 | 0.6 |
FG成功率 | 49.7% (キャリアハイ) | 44.9% |
3P成功率 | 31.2% | 32.4% |
フリースロー成功率 | 79.1% (キャリアハイ) | 65.7% |
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トロント戦を見れば誰がワクチン接種してないかわかっちゃうんだな。