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ヤニス・アンテトクンポ「スコアリングチャンプやMVPなんてどうでもいい」

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ヤニス・アンテトクンポ「スコアリングチャンプやMVPなんてどうでもいい」

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、NBAキャリアを通してMVP、ファイナルMVP、オールスターMVP、MIP、ディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーとあらゆる賞を受賞してきた。

今季もMVPとディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤー、スコアリングタイトルの最有力候補に挙がっているアンテトクンポ。

だが、アンテトクンポによると、個人賞のことを考えながらプレイすると能力を十分に発揮できないという。アンテトクンポのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

(個人賞のことを考えるのは)足かせになってしまう。

僕は本当にそう信じている。

間違ったことを気にしていると、ポテンシャルを最大限発揮することができない。

僕はバスケットボールに夢中で、できる限りベストを尽くしたいと思っている。

そのことは何度も何度も見せてきた。

スコアリングチャンプはどうでもいい。

MVPもどうでもいいんだ。

僕はただ最高の選手になりたいだけだ。

自分にスコアリングチャンプになれるのかを気にしていると、過去に誰がスコアリングチャンプになったのかを気にしていると、達成したい目標から遠ざかってしまう。

だから僕はソーシャルメディアを遠ざけ、気が散るようなことはすべて遮断しているんだ。

今季のMVPレースはアンテトクンポ、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードが最有力候補であり、現時点ではヨキッチがリードしている。

一方、スコアリングタイトル争いはロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスがしばらくリードしていたものの、ジェイムスは規定試合数を下回ることが決定したため、平均30.4得点のエンビードと平均29.9得点のアンテトクンポの一騎打ちとなっている。

アンテトクンポはどちらも逃す可能性が高いが、それを気にすることなく目指す場所に向かってひたむきに走り続けることだろう。

なお、アンテトクンポの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

2021-22NBAキャリア
出場試合数67656
平均出場時間32.932.6
平均得点29.9
(キャリアハイ)
21.8
平均リバウンド11.69.4
平均アシスト5.84.6
平均スティール1.11.2
平均ブロックショット1.41.3
平均ターンオーバー3.32.9
FG成功率55.3%53.5%
3P成功率29.3%28.8%
フリースロー成功率72.2%71.8%

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