ケビン・デュラントがファンのブーイングについて「愛に根ざしている」
NBAは現地19日、ブルックリン・ネッツのカイリー・アービングに対して5万ドルの罰金処分を科したことを発表した。
アービングがボストン・セルティックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第1戦で、セルティックスファンに向けて中指を立てたためだ。
アービングは試合後、「僕に向けられたエネルギーと同じエネルギーを返す」とし、不適切な言動をとるファンにはこれからも対処することを示唆したわけだが、NBAを代表するスーパースターのケビン・デュラントはファンのブーイングについてどう考えているのだろうか?
デュラントによると、かつてのファンからのブーイングは愛に根ざしているという。デュラントのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
愛に根ざしている。
彼らはかつて君を愛していた。
彼らはかつて君を応援し、君のアイテムを買っていた。
人生を変えるような体験は、君のプレイを見ているゲーム中にある。
トレードや移籍希望などによって彼らから離れると、彼らは彼らの一部を失ってしまったように感じるんだ。
彼らはプロスポーツに愛着を持っている。
それは君が育った都市のチームにあるギフトであり、呪いでもある。
人々は気遣い、感情を持ち、個人としての僕たちをリスペクトし、称賛してくれる。
少し暗く、深くなることもある。
だが、人間の脳というものはそういうふうにできているんだ。
デュラントはオクラホマシティ・サンダーを離れてゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍した時、サンダーファンから強烈に批判された。
愛が憎悪に変わった経験をしているだけに、デュラントは割り切りの境地に達しているのかもしれない。
デュラントの考えはアービングにとって金言になることだろう。
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