ワシントン・ウィザーズはこの夏にプレイヤーオプションを破棄し、FAになると見られている。

NBA屈指のスコアラーであるビールには複数のチームが関心を持っており、ビールがウィザーズを離れるという噂も出ていたが、ビールはウィザーズの一員としてプレイし続けることを望んでいるのかもしれない。

washingtonpost.comによると、ビールは先日、7月にウィザーズと2億5000万ドル相当の複数年契約を結ぶ方向に傾いていることを明かしたという。

2月に手首を手術したビールはリハビリに専念しており、順調に回復しているというが、ウィザーズファンにとってビールがウィザーズとの再契約を明かしたことは大きな励みと言えるだろう。

ウィザーズはこの夏にロスターを調整し、NBAチャンピオンを狙える布陣を構築すると見られている。

ビールの意見も反映されたロスターになる見込みであり、ビールは来季もリーダーとしてチームを牽引するに違いない。

なお、ビールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	40	645
平均出場時間	36.0	34.8
平均得点	23.2	22.1
平均リバウンド	4.7	4.1
平均アシスト	6.6 （キャリアハイ）	4.2
平均スティール	0.9 （キャリアワーストタイ）	1.1
平均ターンオーバー	3.4	2.2
FG成功率	45.1％	45.6％
3P成功率	30.0％ （キャリアワースト）	37.2％
フリースロー成功率	83.3％	82.1％