カイル・クーズマがレイカーズ時代の役割の変化について明かす
ロサンゼルス・レイカーズの一員としてNBAデビューしたカイル・クーズマは、チームの未来を担うであろう若手有望株だった。
NBAキャリア2年目の2018-19シーズンはレブロン・ジェイムスに次ぐ平均得点を記録するなど、ますますの成長が期待されていたクーズマ。
だが、アンソニー・デイビスが加わるとクーズマの役割は減少してしまった。
クーズマによると、役割が減少したのはチームの勝利のためだったという。
ドレイモンド・グリーンのポッドキャストにゲスト出演したクーズマは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
平均的なファンは神を見る。
紙はすべてのストーリーを教えてくれない。
チャンピオンになるためにはケミストリーとフィットが最も重要だ。
分かるかい?
チームにオールスターが4人いると、紙の上では「何ということだ。彼らはチャンピオンになる」と見える。
だが、どうしたらそんなことが分かるんだ?
加わった3番目、4番目のオールスターが4番目のオプションのようにプレイすることを望むのか?
僕は勝つためのバスケットボールをプレイする。
求められればどんな役割でも受け入れる。
なぜなら、僕はレブロン・ジェイムスのチームにいたのだからね。
そのようなチームに身を置き、彼のような男を見ると、彼に倣おうとする。
基準がすごく高くなるんだ。
それに勝利をものすごく求めている仲間をがっかりさせたくない。
自分もそのチームの一員になりたいと思うものさ。
デイビスが加わった後、クーズマにはジェイムスとデイビスに並び、ビッグ3の一角を担う選手になることが期待されていた。
だが、ジェイムスとデイビスの存在はあまりに大きく、安定したパフォーマンスを見せることができなかったクーズマには批判が集まった。
クーズマは残念ながらレイカーズにとどまることができなかったが、ジェイムスやデイビスのような偉大な選手とともにプレイし、NBAタイトルを勝ち取ったことは大きな経験になったに違いない。
なお、デイビスが加わる前の2018-19シーズンとデイビスが加わった後の2019-20シーズンのクーズマのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2018-19 | 2019-20 |
---|---|---|
出場試合数 | 70 | 61 |
平均出場時間 | 33.1 | 25.0 |
平均得点 | 18.7 | 12.8 |
平均リバウンド | 5.5 | 4.5 |
平均アシスト | 2.5 | 1.3 |
平均スティール | 0.6 | 0.5 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 1.5 |
FG成功率 | 45.6% | 43.6% |
3P成功率 | 30.3% | 31.6% |
フリースロー成功率 | 75.2% | 73.5% |
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