トロント・ラプターズのフレッド・バンブリートにはトレードの噂が出ていたが、現地9日の期限までに実現することはなかった。

だが、バンブリートはこの夏に完全FAになる見込みであるため、他チーム移籍の噂はしばらく続くだろう。

そんな中、若手中心に再建中のオーランド・マジックがバンブリート獲得に動く可能性があると報じられた。

larrybrownsports.comによると、マジックはバンブリートに対し、大型契約をオファーすることを真剣に検討しているという。

マジックのフロントコートには、パオロ・バンケロやフランツ・ワグナー、ウェンデル・カーターJrなど有望な選手が揃っている。

ガード陣についてもマーケル・フルツやジェイレン・サッグス、コール・アンソニーなど有望株が揃っているが、バンブリートのような経験と実績あるポイントガードを加えることで再建を加速させたいところだろう。

一方、NBAチャンピオンを求めるバンブリートはより少ないサラリーでNBAタイトルコンテンダーに移籍する可能性もあるというが、ラプターズがバンブリートにどう対処するかにも注目したいところだ。

なお、バンブリートの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	50	398
平均出場時間	36.9	29.4
平均得点	19.7	14.4
平均リバウンド	4.3	3.3
平均アシスト	6.6	5.1
平均スティール	1.6	1.3
平均ターンオーバー	1.9	1.6
FG成功率	39.4％	40.3％
3P成功率	34.4％ （キャリアワースト）	37.5％
フリースロー成功率	89.3％ （キャリアハイ）	86.6％