ギルバート・アリーナス「レイカーズの問題はディフェンスではない」
NBAオールスターのレブロン・ジェイムス擁するロサンゼルス・レイカーズは昨季、NBAプレイオフ進出はおろかプレイインゲームにすら出場することができなかった。
レイカーズが失望のシーズンを送った理由として挙がっているのは、選手たちの高齢化、ディフェンス、主力選手たちの負傷離脱だ。
だが、元NBAスターのギルバート・アリーナスによると、レイカーズの問題は「ディフェンスがない」ことではなく、「スコアリングできない」ことと「ディフェンスをしたがらない」ことにあったという。
アリーナスはレイカーズについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
(レイカーズのロスター補強を見て)僕は「彼らは何をやっているんだ?」という感じさ。
ディフェンスを加えたのはクールだ。
だが、僕はディフェンスが問題だったとは思わない。
「スコアリングできないからディフェンスをしたがらない」ことが問題だと思う。
誤解しないでもらいたいのだが、パット・ベブにはスコアリング能力がある。
彼は高校時代に平均37得点を記録していたからね。
つまり、彼はスコアリングできないというわけではなく、彼はディフェンスの才能があり、そのマインドでプレイしているということだ。
アリーナスによると、レイカーズの問題はディフェンスではないため、ベバリーを獲得することに大きな意味はないという。
アリーナスの評価が正しいか否かは、シーズンが始まってみなければ分からない。
まずはレイカーズがプレシーズンでどのような戦いを見せるのかに注目したいところだ。
なお、ベバリーは高校3年生の時に平均37.3得点、6.0リバウンド、6.0アシスト、8.0スティールを記録している。
ベバリーの大学時代とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 大学時代 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 70 | 526 |
平均出場時間 | 34.1 | 27.4 |
平均得点 | 7.7 | 8.8 |
平均リバウンド | 5.5 | 4.3 |
平均アシスト | 2.8 | 3.5 |
平均スティール | 1.5 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 1.3 |
FG成功率 | 42.0% | 41.4% |
3P成功率 | 46.3% | 37.8% |
フリースロー成功率 | 73.0% | 75.6% |
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