カイリー・アービングがネッツのオフェンスについて「皆が良い感じ」
昨季中のトレードでベン・シモンズを獲得したブルックリン・ネッツは、シモンズ、カイリー・アービング、ケビン・デュラントを中心としたNBAチームに生まれ変わった。
シモンズはシュートを課題にしているものの、NBAトップクラスのプレイメイキング能力はネッツのオフェンスをよりスムーズにするだろう。
アービングもそれを実感し、昨季との違いを感じているのかもしれない。
アービングによると、今季のネッツのオフェンスはボールムーブメントを主体にするという。アービングのコメントをnypost.comが伝えている。
ボールムーブメント、ボールムーブメントだ。
君たちは昨季、僕たちのポゼッションを見たと思う。
その多くが1on1だった。
君たちはそのことについてよく議論していたよね。
僕たちも分かっていた。
それが素晴らしいバスケットボールブランドのオフェンスではないということをね。
1on1にこだわっていると、相手のディフェンスを休ませてしまう。
そうしなければならない時があるかもしれないが、今は僕たちのリードガードのひとりであるベンがいる。
彼はコートを走り回り、ボールを動かしてくれる。
良い感じだ。
皆が良い感じであり、それが重要なんだ。
昨季のネッツはアービングの離脱やジェイムス・ハーデンのトレード、デュラントとジョー・ハリスの負傷離脱などの影響を受け、安定したラインアップで戦うことができなかった。
だが、今季は主力全員が揃っている。
もしネッツのボールムーブメントが機能し始めたら、ネッツは悲願のNBAチャンピオンに一歩近付くに違いない。
なお、サンアントニオ・スパーズ時代にモーションオフェンスに慣れ親しんだパティ・ミルズは、ネッツのオフェンスについてこう語った。
(モーションオフェンスが)僕のバックグラウンドにある。
だから、昨季はオフェンスに停滞を感じていた。
チャレンジだったんだ。
だが、今季は明らかに違う。
どうすればケビンにイージーバスケットを決めさせることができるのか?
どうすればカイにイージーバスケットを決めさせることができるのか?
ベンがボールを運んでくれることも大きな違いだ。
こういった小さな変化が大きな変化をもたらしているのさ。
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