NBAプレイオフ復帰を目指すワシントン・ウィザーズは、今季3勝1敗と好スタートを切った。

その大きな要因のひとつはディフェンスだろう。

まだ4試合を終えたのみではあるが、ウィザーズはNBAトップ5のディフェンシブレーティングを記録しているのだ。

エースのブラッドリー・ビールによると、ビール自身がタフなディフェンスをすることにより、チームメイトたちが彼に続くという。

ビールはディフェンスについて次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

分かっている。

もし僕がディフェンスをしっかりこなし、集中し、エネルギーをもたらし、ディフェンスの準備ができていれば、チームの全員に伝わるだろう。

全員が続いてくれる。

「ブラッドにできるなら、僕たちにもできる」という感じさ。

だから僕がそのようなスタンスで向き合い、これからも続けるなら、皆もできる。

僕たちは互いに責任を持つべきだが、まずは僕から始まるんだ。

ウィザーズは現地28日にインディアナ・ペイサーズと戦った後、ボストン・セルティックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ（2連戦）、ブルックリン・ネッツ、メンフィス・グリズリーズと、NBAタイトルコンテンダーとの対戦が続く。

これらはウィザーズにとって重要な試合であり、チームディフェンスを確認するためのテストともなるだろう。

NBA屈指のスコアラーとして活躍してきたビールはディフェンスに力を入れ、チームメイトたちをリードするに違いない。

なお、ビールの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	4	649
平均出場時間	34.5	34.8
平均得点	20.5	22.1
平均リバウンド	3.5	4.1
平均アシスト	6.3	4.2
平均スティール	0.5	1.1
平均ターンオーバー	4.0	2.4
FG成功率	58.9％	45.7％
3P成功率	28.6％	37.2％
フリースロー成功率	85.7％	82.1％