ポール・ピアースが不調カイル・ラウリーに「ベンチ出場が適している」
マイアミ・ヒートは今季7試合を終えた時点で2勝5敗にとどまっている。
その要因のひとつとされているのは、ベテランポイントガードのカイル・ラウリーだ。
ラウリーはトロント・ラプターズをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導いた偉大なポイントガードだが、現在36歳ということもあり、衰えが見え始めている。
NBAレジェンドのピアースによると、ヒートが勝利のチームになるためにはラウリーをスターターから外し、若くエネルギッシュな若手をスターターに抜擢すべきだという。
ピアースはラウリーについて次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
正直に話すが、チャンピオンシップチームにおける彼のベストの役割は、ベンチから出場するベテランガードのポジションだと思う。
ガードのポジションには若さが必要なんじゃないかな。
ジャ・モラントやラメロ・ボールのような男を見てくれ。
若さが必要なんだ。
彼にはベンチ出場が最も適していると思う。
彼はベテランガードであり、試合終盤にも使える選手さ。
ロサンゼルス・レイカーズはNBAスターのラッセル・ウェストブルックをスターターから外し、シックスマンとして起用する決断を下した。
ウェストブルックは新たな役割を受け入れ、レイカーズの勝利に貢献したわけだが、もしヒートが十分な戦いを見せることができないなら、ラウリーのベンチ起用を検討する価値はあるだろう。
なお、ラウリーにはレイカーズへのトレードの噂が一時出ていたが、ウェストブルックがシックスマンの役割を受け入れたことにより、少なくともレイカーズがラウリー獲得に動くことはないと見られている。
ラウリーの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 7 | 1030 |
平均出場時間 | 34.0 | 31.9 |
平均得点 | 12.4 | 14.8 |
平均リバウンド | 3.7 | 4.4 |
平均アシスト | 5.3 | 6.3 |
平均スティール | 1.6 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 1.9 | 2.4 |
FG成功率 | 35.4% | 42.4% |
3P成功率 | 34.1% | 36.8% |
フリースロー成功率 | 89.7% | 81.4% |
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