シャキール・オニールがカイリー・アービングの発信方法に「意識していない」
NBAスターのカイリー・アービングが反ユダヤ主義の思想に満ちた映画をTwitter上でシェアしたことが物議を醸している。
アービングは誰かを傷つけるためにやったわけではないというが、謝罪しないアービングに対する批判は強まるばかりだ。
NBAレジェンドのシャキール・オニールも、今回のアービングの問題を不快に感じている模様。
オニールはアービングのツイートを受け、次のように指摘したという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕はおそらくツイッターを最初に使い始めたひとりじゃないかな。
ツイッターがどれほどパワーを持っているかすぐに分かった。
大きな責任を持たなければならないことが分かった。
自分自身がやっていることを自覚しなければならない。
何かを投稿した時、誰もがその内容を好むわけではないからね。
意識している人間もいれば、そうではない人間もいる。
彼(アービング)は意識していないし、何が起こっているか気にしていない。
僕たちがかつて愛したゲームは人々を一体にした。
ゲームを分裂させるようなことを話さなけれなばならないのは、僕にとって苦痛だ。
今は彼がやったことに答えなければならない。
僕は平等を支持する。
アービングがTwitter上に投稿した後、ブルックリン・ネッツのオーナーを務めるジョセフ・ツァイが不快感をあらわにし、ネッツの組織、NBA、NBPAが「いかなるヘイトスピーチも容認しない」とした声明をリリースした。
ネッツはアービングの件について組織内で話し合っているというが、罰金処分や出場停止処分は科さないと見られている。
なお、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンソニー・エドワーズはSNS上にアップした映像の中で同性愛嫌悪の発言をしたことにより、NBAから4万ドルの罰金処分を科された。
また、NBAは同様の問題で2018年にデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチに対して2万5000ドルの罰金処分、2021年にブルックリン・ネッツのケビン・デュラントに対して5万ドルの罰金処分、2015年にレフェリーに対して同性愛嫌悪の発言を浴びせたラジョン・ロンドに1試合の出場停止処分を科した。
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