ベン・シモンズがシクサーズでの時間を振り返り「誰も僕を支えてくれなかった」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのベン・シモンズは2021年のNBAプレイオフで十分なパフォーマンスを見せることができず、シクサーズファンから強烈にバッシングされた。
その後のシモンズはメンタルヘルスの問題を抱えるようになり、最終的にはトレードでシクサーズを離れることになったわけだが、シモンズが当時を振り返った模様。
シモンズによると、シクサーズファンからバッシングされていた時、シクサーズの誰もシモンズを助けようとしなかったという。シモンズのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
あのシーズンの後、僕は間違いなく正しく対処しなかった。
だが、もうひとつ側面がある。
チームメイトは仲間を支えるものだ。
コーチは仲間を支えるものだ。
僕に対してはそれがまったくなかった。
(練習参加を拒否した時は)まだ頭が整理できていなかった。
コートに立ってプレイできるような状態ではなかった。
だからコーチ(ドック・リバース)にこう伝えたんだ。
「コートに戻る準備がまだできていない。僕には時間が必要だ」とね。
すると、コーチは「そうか、それならここから出ていってもらおう」と言ったんだ。
僕は「OK、君は僕を怒らせようとしているんだな」という感じさ。
その後のトレードでブルックリン・ネッツに移籍したシモンズには、NBAスターのケビン・デュラント、カイリー・アービングとともにチームをNBAチャンピオンに導く働きが期待されている。
だが、アービングのネッツでの未来は不確かなものになり、シモンズは膝の痛みにより現在4試合連続で欠場中。
今季最悪のスタートを切ったネッツは、皮肉にもシモンズ不在の4試合で3勝を挙げている。
そろそろシモンズ不要論も聞こえてきそうだが、シモンズはコートで存在感を放ち、ネッツに必要な人材であることを証明したいところだ。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 6 | 281 |
平均出場時間 | 31.8 | 33.9 |
平均得点 | 6.2 | 15.7 |
平均リバウンド | 6.5 | 8.0 |
平均アシスト | 7.3 | 7.7 |
平均スティール | 1.2 | 1.7 |
平均ターンオーバー | 2.7 | 3.3 |
FG成功率 | 44.1% | 55.8% |
3P成功率 | 0% | 14.3% |
フリースロー成功率 | 46.7% | 59.6% |
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口を開けば他責