クレイ・トンプソンをベンチ起用すべきとの声の高まりにスティーブ・カーHC「考えていない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンは、NBA史上最も偉大なシューターのひとりだ。
だが、長い離脱期間を経た後はシュートタッチが安定せず、今季はNBAキャリアワーストとなる3P成功率33.0%にとどまっている。
ウォリアーズもNBA王者らしからぬ戦いを続けているため、「トンプソンをベンチ起用とし、ジョーダン・プールをスターターにすべき」といった声が高まりつつあるが、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCのトンプソンに対する期待と信頼はまったく失われていないのかもしれない。
カーHCはトンプソンのベンチ起用の可能性について質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
ノーだ。
考えていない。
クレイがいる我々のスターティングファイブは今季、本当に本当に良い。
それよりもベンチの適切なコンビネーションを見つけ出すことが重要だ。
プールは昨季、離脱中のトンプソンに代わってスターターに抜擢され、目覚ましい成長を遂げた。
だが、ベンチ出場に戻ったことによりリズムを掴むのに苦しんでいるのか、今季ベンチから出場した試合では安定したパフォーマンスを見せることができていない。
果たしてウォリアーズはジョナサン・クミンガやモーゼス・ムーディーなど若手有望株たちも苦戦している状況をどう切り抜けるのだろうか?
なお、今季のトンプソンとプールのスタッツは以下の通りとなっている。
– | K・トンプソン | J・プール |
---|---|---|
出場試合数 | 11 | 14 |
平均出場時間 | 28.5 | 28.6 |
平均得点 | 14.7 | 17.1 |
平均リバウンド | 3.4 | 1.8 |
平均アシスト | 2.5 | 4.3 |
平均スティール | 0.5 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 1.6 | 3.0 |
FG成功率 | 35.1% | 43.8% |
3P成功率 | 33.0% | 34.7% |
フリースロー成功率 | 75.0% | 82.7% |
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