クリス・ポールと因縁のデマーカス・カズンズ「CP3はNBA史上トップ5ポイントガードではない」
フェニックス・サンズのクリス・ポールは、NBA史上最も偉大なポイントガードのひとりだ。
ジョン・ストックトン、ジェイソン・キッドに次ぐNBAキャリア通算アシスト数を記録していることも、ポールが偉大なポイントガードのひとりであることを証明していると言えるだろう。
だが、ポールと数々のバトルを繰り広げたデマーカス・カズンズは、ポールを認めていないのかもしれない。
カズンズによると、ポールはNBA史上トップ5ポイントガードには入らないという。カズンズのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
トップ5ポイントガードのリストを耳にするたびに、クリス・ポールがそこにいる。
僕にはその理由がまったく分からない。
CPをけなすわけではないが、称賛とパフォーマンスの観点で考えると、クリス・ポールはトップ5に入らないと思う。
スティーブ・ナッシュを(トップ5ポイントガードリストに)入れなければならない。
ジョン・ストックトンを入れなければならない。
それと、(ラッセル・)ウェストブルックを入れなければならない。
彼はMVPだからね。
ポールはウェストブルックやステフィン・カリーとは異なり、MVPを受賞したことがない。
だが、所属チームをNBAプレイオフチームに変えた実績がある。
カズンズの意見に対しては賛否両論あるかもしれないが、ポールがNBA史上最も偉大なポイントガードトップ5に入るか否かは、ポールが現役を終えた後に再び議論されるだろう。
なお、NBAキャリア通算アシストランキングトップ30選手は以下の通りとなっている。
順位 | 選手 | 平均アシスト | 通算アシスト |
---|---|---|---|
1 | ジョン・ストックトン | 10.5 | 15806 |
2 | ジェイソン・キッド | 8.7 | 12091 |
3 | クリス・ポール | 9.1 | 11113 |
4 | スティーブ・ナッシュ | 8.5 | 10335 |
5 | マーク・ジャクソン | 8.0 | 10334 |
6 | レブロン・ジェイムス | 6.5 | 10174 |
7 | マジック・ジョンソン | 11.2 | 10141 |
8 | オスカー・ロバートソン | 9.5 | 9887 |
9 | アイザイア・トーマス | 9.3 | 9061 |
10 | ゲイリー・ペイトン | 6.7 | 8966 |
11 | ラッセル・ウェストブルック | 7.5 | 8805 |
12 | アンドレ・ミラー | 6.5 | 8524 |
13 | ロッド・ストリックランド | 7.3 | 7987 |
14 | ラジョン・ロンド | 7.9 | 7584 |
15 | モーリス・チークス | 6.7 | 7392 |
16 | レニー・ウィルケンズ | 6.7 | 7211 |
17 | テリー・ポーター | 5.6 | 7160 |
18 | ティム・ハーダウェイ | 8.2 | 7095 |
19 | トニー・パーカー | 5.6 | 7036 |
20 | ボブ・クージー | 7.5 | 6955 |
21 | ガイ・ロジャース | 7.8 | 6917 |
22 | デロン・ウィリアムス | 8.1 | 6819 |
23 | マグジー・ボーグス | 7.6 | 6726 |
24 | ケビン・ジョンソン | 9.1 | 6711 |
25 | カイル・ラウリー | 5.9 | 6635 |
26 | デレック・ハーパー | 5.5 | 6577 |
27 | ジェイムス・ハーデン | 10.8 | 6537 |
28 | ネイト・アーチボルド | 7.4 | 6476 |
29 | ステフォン・マーブリー | 7.6 | 6471 |
30 | ジョン・ルーカス | 7.0 | 6454 |
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