ドレイモンド・グリーンがウィザーズ戦でファンからのトラッシュトークをモチベーションに変える「僕が怖がっているとでも?」
昨季NBA王者のゴールデンステイト・ウォリアーズは先日ワシントン・ウィザーズに勝利し、今季の成績を22勝22敗とした。
この日のウォリアーズは第4Qでウィザーズを突き放し、勝率5割復帰に成功。
終始気を吐いたドレイモンド・グリーンによると、コートサイドにいたファンからのトラッシュトークがグリーンにさらなるモチベーションを与えたという。
グリーンはウィザーズ戦でのファンとのトラッシュトークを振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
(トラッシュトークが)必ずしも僕をうんざりさせるわけではない。
彼は試合中ずっと喋っていた。
だから特にうんざりすることもなかった。
彼は殿堂入りの話をしていた。
スコアリングの話をしていた。
僕に「君は怖がっている」と言ってきた。
それが何よりも僕を怒らせたと思う。
彼が「君は怖がっている」と言った時、僕は「怖だっているだって?」と返した。
僕はここでワシントン・ウィザーズと対戦している。
コートに立ってプレイしている。
僕が怖がっているだって?
なぜ僕がこのゲームを怖がるんだ?
月曜日の午後3時。
42試合目(実際は44試合目)。
ビッグゲームはおろか、全国放送さえされていない。
だから、あれが何より僕を怒らせたと思う。
あの男が言っているのをチームの全員が聞いていた。
コーチを含めて全員が、「ドレイモンド、彼を黙らせろ」という感じだった。
嫌気が差していたのは僕だけではなかったんだ。
全員が嫌気が差していたと思う。
彼はこう言い続けていた。
「君は殿堂入りすると思っているのか?そんなことは二度と言わないほうがいい」とね。
僕にそんなことを言うべきではない。
寝た子を起こしてしまったんだ。
彼は僕を放っておくべきだった。
感謝しているよ。
グリーンはスコアリング力があるNBA選手ではない。
だが、ファンからのトラッシュトークで火がついたのか、ウィザーズ戦では今季の平均7.9得点の2倍以上となる17得点を記録し、ウォリアーズの勝利に貢献した。
コートサイドで観戦する敵チームのファンは、グリーンを怒らすべきではないのかもしれない。
なお、グリーンのウィザーズ戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第3戦 |
---|---|
出場時間 | 35:12 |
得点 | 17 |
リバウンド | 6 |
アシスト | 10 |
スティール | 3 |
ブロックショット | 0 |
ターンオーバー | 2 |
FG成功率 | 71.4% (5/7) |
3P成功率 | 66.7% (2/3) |
フリースロー成功率 | 83.3% (5/6) |
+/- | -4 |
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