トレードでユタ・ジャズに移籍した元NBAオールスターポイントガードのラッセル・ウェストブルックは、バイアウトで新たな所属先を探すと見られている。

ウェストブルックとジャズがバイアウトで合意した場合、ロサンゼルス・クリッパーズがウェストブルックの移籍先最有力候補に挙がっているが、クリッパーズはウェストブルックの獲得にリスクがあると考えているのかもしれない。

fadeawayworld.netによると、クリッパーズはもうひとりのボールハンドラーを探しているものの、ウェストブルックのスタイルはチームにフィットしないと考えているという。

クリッパーズに所属するポール・ジョージはウェストブルックの親友であり、オクラホマシティ・サンダー時代に共にプレイした経験を持つ。

だが、ウェストブルックを獲得するか否かを決めるのはフロントオフィスだ。

ロサンゼルス・レイカーズのコーチ陣はウェストブルックのエゴに辟易し、もしフロントオフィスがウェストブルックをトレードで放出しなかった場合、バイアウトするよう強く要求していたと報じられた。

もしそれが事実なら、クリッパーズのロッカールームに問題をもたらしてしまう恐れがある。

とはいえ、NBA史上最多となるトリプルダブル達回数記録を持っているウェストブルックに助けを求めるNBAチームは現れるだろう。

だが、ウェストブルックにとって新天地でのプレイは来季以降のキャリアに大きく影響することになりそうだ。