昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ポートランド・トレイルブレイザーズを含む4チーム間トレードでゲイリー・ペイトンⅡを獲得した。

だが、ペイトンⅡはウォリアーズの医療チームによる身体検査の結果、3ヶ月の離脱につながる可能性があるコアマッスルの怪我を負っていることが判明。

ペイトンⅡはコアマッスルの怪我により今季デビューが遅れ、先月復帰したばかりだったが、「ブレイザーズがペイトンⅡの怪我に適切に対処していなかったのでは？」といった批判があがっている。

だが、ブレイザーズのゼネラルマネージャーを務めるジョー・クローニンによると、ブレイザーズはペイトンⅡが健康を完全に取り戻したのを確認してから試合に復帰させたという。

クローニンGMは今回の問題を受け、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

選手の安全は我々にとってものすごく重要なことだ。

このリーグにおいてものすごく重要なことだ。

我々は彼をプレイさせたし、彼もプレイした。

彼には許可が出ていた。

我々は彼が健康だったと自信を持っている。

もし我々が彼の健康にリスクを感じたり、健康でないと感じていたら、復帰させることはない。

我々は正しいことをしたと信じているし、我々のプロセスは正しかったと信じている。

クローニンGMはそう説明したものの、ペイトンⅡは痛みを抱えたままプレイし、ブレイザーズのトレーニングスタッフはペイトンⅡをプレイさせるために注射を受けさせていたとも報じられている。

もしそれが事実なら、ブレイザーズは組織として信頼を失ってしまうだろう。

ウォリアーズは今回のトレードを破棄するか否か現地11日までに決定しなければならないわけだが、もしトレードが撤回された場合、ブレイザーズはペイトンⅡをプレイさせ続けるのだろうか？