ブルックリン・ネッツがNBAオールスターのケビン・デュラントとカイリー・アービングをトレードで放出して以降、ベン・シモンズの出場時間は明らかに減少している。

デュラントとアービングがいた時のシモンズにはディフェンスとプレイメイク、リバウンドでの貢献が求められていた。

だが、彼らがいなくなり、ミカル・ブリッジズやドリアン・フィニー・スミスなどNBA屈指のディフェンダーたちが揃ったことにより、シモンズに求められる役割が変化しつつあるという。

ネッツを指揮するジャック・ボーンHCはシモンズの起用法について質問されると、次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。

いくつか取り組まなければならないことがある。

ベンと一緒にビッグマンを起用した時、彼の周りのスペーシングがどうなるか見なければならない。

彼と一緒にプレイメイカーを起用した時、ボールがないところでベンがどう機能するか見なければならない。

スモールラインナップでベンを起用した時、リバウンドを取れるか見なければならない。

我々の前にはチャレンジがある。

それらを正面から見て、確認しなければならない。

それらを解決できるだけの人材は揃っている。

ゲームのさまざまな状況の中で試し、彼がどのラインナップで機能し、グループを牽引できるかを見ていつもりだ。

我々が選手たちに求めているのは、試合にすべてを捧げ、全力を尽くすことだ。

全16選手に求めている。

誰がベンにフィットし、どのポジションがベンにフィットするのか見極めようとしているところだ。

それが我々の目標さ。

今はまだ見極めているところだ。

それが僕の仕事であり、チーム全体として機能させるためにさまざまなラインナップを試していくだろう。

ボーンHCによると、シモンズを中心としたラインナップを模索し続けるという。

シモンズは契約をあと3年残しており、これまでのパフォーマンスを踏まえるとトレードで放出するのは難しい。

つまり、シモンズを中心としたチームを構築せざるを得ないとも言えそうだが、果たしてネッツは最終的にどのようなラインナップに落ち着くのだろうか？