ポール・ジョージ「レブロン・ジェイムスは超人」
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、誰も抜くことができないだろうと思われていたカリーム・アブドゥル・ジャバーのキャリア通算得点記録を破り、NBA史上トップに立った。
ここ数年のジェイムスは怪我による離脱を繰り返しているものの、NBAキャリア全体を通してみると長期離脱したことはほとんどない。
ジェイムスが偉大なNBA記録を達成できたのは、それも大きな理由のひとつだろう。
では、ジェイムスの記録を更新する選手は今後現れるのだろうか?
ロサンゼルス・クリッパーズのポール・ジョージによると、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチがジェイムスの記録を抜く可能性があるが、達成するのは難しいという。ジョージのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
彼(ドンチッチ)のスタッツは信じられないくらい素晴らしい。
ルカがやっていることは、パス、スコアリング、リバウンドの面でレブロンのヤングバージョンだ。
数字で言うと、ルカにはブロンに追いつく可能性がある。
だが、あの長寿には誰もたどり着けないんじゃないかな。
(ジェイムスは)20年間支配し続けている。
彼のように身体をケアし、メディアから注目されたり、コートで注目される選手はいないと思う。
彼は超人だ。
ドンチッチは今季、NBAキャリアベストとなる平均33.3得点を記録している。
カイリー・アービングが加わったことにより平均得点は落ちるだろうが、もしドンチッチがジェイムスのように長くNBAキャリアを続けることができれば、いずれはジェイムスの記録に肉薄するだろう。
だが、ドンチッチ自身も認めているように、ジェイムスのように健康を維持しつつNBAトップレベルのプレイを続けることは難しいかもしれない。
なお、ドンチッチとジェイムスのNBAキャリア5年目までのスタッツは以下の通りとなっている。
– | L・ドンチッチ | L・ジェイムス |
---|---|---|
出場試合数 | 320 | 391 |
平均出場時間 | 34.3 | 41.1 |
平均得点 | 27.6 | 27.3 |
平均リバウンド | 8.6 | 6.9 |
平均アシスト | 8.0 | 6.6 |
平均スティール | 1.1 | 1.8 |
平均ブロック | 0.4 | 0.8 |
平均ターンオーバー | 4.0 | 3.3 |
FG成功率 | 46.6% | 46.7% |
3P成功率 | 33.9% | 32.4% |
フリースロー成功率 | 73.7% | 72.8% |
コメントを残す