35歳を迎えたステフィン・カリー「次は40歳」
昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは先日、35歳の誕生日を迎えた。
35歳といえばそろそろ衰えが見られる頃だが、身体能力に頼らないスタイルのカリーは今もNBAトップスターとして活躍。
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスと同じように、多くのNBAファンはカリーが長く現役を続けることを願っているだろうが、カリーもやれるところまでやりたいと考えているのかもしれない。
カリーは先日、去就について質問されると、次のようにコメントしたという。andscape.comが伝えている。
僕の真の目標、しかし偽りの目標は、リーグで16年プレイした父に追いつくことだった。
ここまで到達することができたが、父はキャリア16年目の時37歳だった。(カリーは14年目)
彼のキャリア最後の3年間を覚えている。
ミルウォーキーでの彼は背中に問題を抱えていた。
最後の3年間の彼は、プレイするために全身全霊を尽くさなければならなかった。
全盛期ではなくなってしまったんだ。
僕は今、35歳とは感じていない。
クレイジーかもしれないが、僕はまだまだやれると思っている。
働くのが今も楽しい。
未来のことなんて誰にも分からないんだ。
僕はトム・ブレイディやアーロン・ロジャースなどと話をした。
クォーターバックが違うことは分かっているが、生き急がないためのメンタルをチェックすることができる。
彼らはリアルタイムで起こっていることに対し、自身をすごくうまく律している。
彼らは40歳だが、まだプレイできると感じているんだ。
僕もそのモードでいたい。
35歳は大きなマイルストーンだが、次は40歳だ。
レブロン・ジェイムスのような屈強なフィジカルは持ち合わせていないものの、巧みなスキルと圧倒的なシュート力でNBAを代表するスーパースターのポジションを確立したカリー。
今も情熱を持ってプレイしているカリーは、果たして何歳まで現役を続けることができるのだろうか?
なお、チームメイトのドレイモンド・グリーンは、35歳になったカリーについて次のように語っている。
信じられない。
レブロンが35歳になった後にやったことを踏まえると、人々はNBAではそれが当たり前のように思っている。
特に彼のサイズだ。
彼よりサイズが少しある選手たちが長く活躍したのを見てきたと思うが、彼のサイズで同じことをした選手はいない。
だからこそ、彼はスペシャルなんだ。
彼は毎日小さなことにも気を配っている。
それが彼を偉大な選手にした。
本当に信じられないほど素晴らしい。
彼はあのサイズ、あの年齢でゲームを支配している。
こんなのは見たことがない。
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