カイリー・アービング「ブルックリンで今季を終えたかった」
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは、2月のトレードでブルックリン・ネッツからダラス・マーベリックスに電撃移籍した。
アービング陣営はネッツと延長契約を交渉していたものの、ネッツ側が提示したオファーに納得できず、「軽視された」と感じてトレードを要求したとされている。
その結果、アービングはNBAオールスターのルカ・ドンチッチ擁するマブスに移籍したわけだが、アービングはネッツの一員として今季を終えることを望んでいたという。アービングのコメントをRealGMが伝えている。
シーズンのあの時点でトレードを要求するとは思っていなかった。
ブルックリンで今季を終えたかった。
だが、そうするチャンスはなかった。
だから、僕は以前立てた今季のいくつかの目標を変更しなければならなかった。
僕たちがプレイオフに進出しようとしまいと、僕は柔軟に対応し、結果を受け入れなければならない。
僕は平穏でいなければならない。
作戦室で毎日一緒に過ごしている人々を信頼しなければならない。
彼らが僕に機会を与えてくれたことに感謝している。
ここは本当に素晴らしい。
僕は平穏に過ごしているよ。
負けていることを除けば、良い感じだ。
僕たちはすべての試合に勝ちたいと思っている。
アービングはこの夏に完全FAになる。
その前にマブスと延長契約を結ぶことができるが、アービング獲得後のマブスは十分な結果を残すことができず、順位をウェスタン・カンファレンス11位に落としてしまったことを踏まえると、少なくともアービングとドンチッチの相性をもう少し確かめたいところだろう。
レギュラーシーズン残り5試合と後がなくなりつつある中、マブスがどのような形で今季を終えるのか注目が集まるところだ。
なお、アービングのトレード前とトレード後の今季のスタッツは以下の通りとなっている。
– | トレード前 | トレード後 |
---|---|---|
出場試合数 | 40 | 17 |
平均出場時間 | 36.9 | 37.2 |
平均得点 | 27.1 | 26.1 |
平均リバウンド | 5.1 | 5.2 |
平均アシスト | 5.3 | 5.9 |
平均スティール | 1.0 | 1.2 |
平均ターンオーバー | 2.3 | 1.9 |
FG成功率 | 48.6% | 49.8% |
3P成功率 | 37.4% | 39.1% |
フリースロー成功率 | 88.3% | 94.0% |
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