潤沢なトレード資産を持つニックスがルカ・ドンチッチ獲得を狙う?
NBAオールスターのルカ・ドンチッチとカイリー・アービング擁するダラス・マーベリックスは、現在ウェスタン・カンファレンス11位にとどまっている。
2月のトレードでアービングを獲得した時、多くのマブスファンはアービングとドンチッチのデュオに期待し、NBAチャンピオンを夢見たことだろう。
だが、少なくとも現時点ではうまくいっておらず、ドンチッチとアービングの去就は不透明な状況になりつつある。
そんな中、もしドンチッチがトレードを要求した場合、ニューヨーク・ニックスがドンチッチ獲得を狙う可能性があると報じられた。
アンディ・ベイリー記者によると、NBAドラフト指名権と若手有望株を豊富に持つニックスは、ドンチッチとジェイレン・ブランソンのデュオをニックスで復活させる可能性があるという。ベイリー記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
ニューヨーク・ニックスはドラフト指名権を豊富に持っている。
RJ・バレットの市場価値は今季下ってしまった。
だが、イマニュエル・クイックリーの市場価値は上がった。
ニックスはルカを獲得するために、ドノバン・ミッチェルに出したようなオファーを出せるだろう。
ニューヨークは複数のドラフト指名権、バレット、クイックリー、クエンティン・グライムスでパッケージを組み、マブスにオファーを出すことができる。
ルカは(マブスで)共にカンファレンスファイナルに進出したブランソンと再会するだろう。
それにニックスにはダイナミックなリムランナーであり、リムプロテクターのミッチェル・ロビンソンもいる。
ただし、ダラスがロビンソンをトレードに加えるように要求する可能性もある。
ドンチッチがトレードを要求しない限り、マブスがドンチッチを放出することはないだろう。
マブスのゼネラルマネジャーを務めるニコ・ハリソンは先日、チームに必要なのはドンチッチとアービングの周りを固める選手であることを明かした。
つまり、今年の夏はドンチッチとアービングの周りでプレイできる選手を集めると思われるが、いずれにせよまずはアービングとドンチッチの動向が注視されることとなりそうだ。
なお、マブスの現在のロスターは以下の通りとなっている。
選手 | キャリア | 備考 |
---|---|---|
ダービス・バータンズ | 6 | 2025年完全FA |
レジー・ブロック | 9 | 2024年完全FA |
ルカ・ドンチッチ | 4 | 2026年プレイヤーオプション |
ジョシュ・グリーン | 2 | 2024年制限付きFA |
ティム・ハーダウェイJr | 9 | 2025年完全FA |
ジェイデン・ハーディー | 0 | 2025年制限付きFA |
ジャスティン・ホリデー | 9 | 2023年完全FA |
カイリー・アービング | 11 | 2023年完全FA |
マキシ・クリバー | 5 | 2026年完全FA |
AJ・ローソン | 0 | 2024年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
ジャベール・マギー | 14 | 2024年プレイヤーオプション |
マーキーフ・モリス | 11 | 2023年完全FA |
フランク・ニリキーナ | 5 | 2023年完全FA |
セオ・ピンソン | 4 | 2023年完全FA |
ドワイト・パウエル | 8 | 2023年完全FA |
クリスチャン・ウッド | 6 | 2023年完全FA |
マッキンリー・ライトⅣ | 1 | 2023年制限付きFA ※2ウェイ契約 |
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