マーク・キューバンが考えるルカ・ドンチッチを長期的にキープする最善策とは?「チャンピオンになること」
ダラス・マーベリックスが昨季NBAプレイオフでカンファレンスファイナルに進出した時、多くのマブスファンは近い将来マブスがNBAタイトルを獲得すると期待しただろう。
だが、今季は大きく後退し、プレイイントーナメントにすら出場することができなかった。
もしこのような状況が続けば、NBAオールスターガードのルカ・ドンチッチをいずれ失ってしまう可能性も否定できない。
現時点でドンチッチがトレードを要求する兆候はないが、マブスのオーナーを務めるマーク・キューバンは楽観視していないようだ。
キューバンは先日、ドンチッチがマブスの一員としてプレイし続けるかどうか質問されると、次のように答えたという。RealGMが伝えている。
選手が「僕は今後17年間ここにいる」と言うことはない。
彼はずっとここにいたいと思っている。
だが、我々が彼にそう思わせなければならない。
(そう思わせるために必要なのは)チャンピオンになることだ。
それがすべての薬になる。
ヤニス(・アンテトクンポ)が優勝する前、人々は「彼はどこに行く?彼はどこに移籍する?彼は残留しない」と言っていた。
(ニコラ・)ヨキッチについては、彼らはまだチャンピオンになっていないとはいえ、いろんなことを言われている。
(マブスが2010-11シーズンにチャンピオンになる前は)ダーク(・ノビツキー)も同じようなことを言われていたよね。
ドンチッチの契約はプレイヤーオプションを含めて2026-27シーズンまで残っている。
もしマブスがそれまでに十分な結果を残すことができなければ、ドンチッチの移籍の噂は加熱するだろう。
果たしてキューバンとニコ・ハリソンGMはNBAチャンピオンを狙えるロスターを構築し、ドンチッチに対するネガティブな噂を打ち消すことができるだろうか?
なお、ドンチッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 66 | 330 |
平均出場時間 | 36.2 | 34.3 |
平均得点 | 32.4 (キャリアハイ) | 27.6 |
平均リバウンド | 8.6 | 8.6 |
平均アシスト | 8.0 | 8.0 |
平均スティール | 1.4 (キャリアハイ) | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 4.0 |
FG成功率 | 49.6% (キャリアハイ) | 46.6% |
3P成功率 | 34.2% | 33.8% |
フリースロー成功率 | 74.2% | 73.9% |
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