フレッド・バンブリートがトレードの噂について「気にしていなかった」
トロント・ラプターズは今季、NBAプレイオフ進出が危ぶまれるような戦いが続いていた。
そのため、この夏にオプションを破棄してFAになる見込みのフレッド・バンブリートにトレードの噂が浮上。
バンブリートにはロサンゼルス・レイカーズなど複数のNBAチームが関心を持っていると報じられていたが、トレード期限までに実現することはなかった。
バンブリートによると、トレードの噂はそれほど気にしていなかったという。
バンブリートはその理由について、次のように説明。hoopsrumors.comが伝えている。
僕はマネジメントやオーナーシップと素晴らしい関係を築いている。
家族のような関係だ。
外野のノイズが続いていた時も、少なくとも僕と彼らの間で「僕たちは君を動かすかもしれない」といったような話はなかった。
もちろん他のチームから接触はあった。
僕を使いたいと思っているチームは多い。
僕がいればチャンピオンを狙えると思っているチームもある。
特に今季はね。
僕は今の状況にすごく感謝している。
このフランチャイズは僕にチャンスをくれた。
彼らが僕を信じてくれたから、僕はNBAにいる。
それを当たり前のこととは思っていないし、軽く考えたりすることもないよ。
そう明かしたバンブリートだが、ラプターズはデマー・デローザンに「君をトレードするつもりはない」と伝えた直後、カワイ・レナードを獲得するためにトレードした過去がある。
とはいえ、バンブリートがラプターズのフロントオフィスを信頼し、ラプターズの一員としてNBAキャリアを全うしたいと考えているのは間違いないのかもしれない。
いずれにせよ、ラプターズがFAになるバンブリートにどのようなオファーを出すのか注目が集まるところだ。
なお、バンブリートの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 69 | 417 |
平均出場時間 | 36.7 | 29.7 |
平均得点 | 19.3 | 14.6 |
平均リバウンド | 4.1 | 3.3 |
平均アシスト | 7.2 (キャリアハイ) | 5.3 |
平均スティール | 1.8 | 1.3 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 1.7 |
FG成功率 | 39.3% | 40.2% |
3P成功率 | 34.2% (キャリアワースト) | 37.3% |
フリースロー成功率 | 89.8% (キャリアハイ) | 86.9% |
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