ロケッツがスティーブン・サイラスHCと決別へ
ヒューストン・ロケッツは現地9日にワシントン・ウィザーズに勝利し、今季を22勝60敗、ウェスタン・カンファレンス14位で終えた。
この結果を受け、ロケッツはヘッドコーチを変更する模様。
hoopsrumors.comによると、ロケッツはサイラスの来季のチームオプションを破棄し、新たなヘッドコーチを探す予定だという。
ロケッツのフロントオフィスは明日、サイラスHCと面会し、退任を伝える見込みだ。
サイラスHCは2020年にマイク・ダントーニの後任としてロケッツのヘッドコーチに就任。
サイラスHCにはジェイムス・ハーデンとラッセル・ウェストブルック擁するロケッツを牽引する働きが求められていたが、ハーデンとウェストブルックがトレードを要求したことにより、NBAタイトル獲得のためではなく再建のために指揮を執ることになった。
サイラスHCにはシーズン序盤も解雇の噂が出ていたものの、サイラスHCの父ポール・サイラスが昨年12月に他界したため、ロケッツは少なくとも今季を通してサイラスHCに指揮を任せることを決定したと報じられている。
なお、ロケッツの新ヘッドコーチ候補には、ゴールデンステイト・ウォリアーズのアシスタントコーチを務めるケニー・アトキンソン、トロント・ラプターズのアシスタントコーチを務めるエイドリアン・グリフィン、ロサンゼルス・レイカーズを2020年にNBAチャンピオンに導いたフランク・ボーゲル、シャーロット・ホーネッツの元ヘッドコーチであるジェイムス・ボレゴ、昨季ボストン・セルティックスをNBAファイナルに導いたイメ・ユドカが挙がっている。
また、ニック・ナースHCがトロント・ラプターズを離れる場合、ロケッツはナースHCも獲得候補リストに加えると見られている。
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