レギュラーシーズンをウェスタン・カンファレンス4位で終えたフェニックス・サンズは、NBAプレイオフ・ファーストラウンドでロサンゼルス・クリッパーズと対戦する。

このシリーズで注目が集まるのは、オクラホマシティ・サンダー時代のチームメイトであるケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックのマッチアップだ。

デュラントがサンダーを離れて以降、彼らは何度も激しいバトルを繰り広げているが、彼らがNBAプレイオフで対戦するのはこれが初となる。

デュラントもウェストブルックが全力で向かってくると確信している模様。

デュラントはウェストブルックとのマッチアップについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。

ラスは誰に対しても負けず嫌いだと思う。

僕に限ったことではないんじゃないかな。

多くのファンは緊張感を持って見ていたと思うし、彼らにとってはエンターテインメントだったと思う。

僕たち選手にとっては、単なる1試合に過ぎない。

スケジュールされたプログラムに過ぎない。

だが、ラスはそういう人間だ。

彼とはすごく長く一緒にプレイし、すごく長く彼のことを見てきた。

彼は誰に対しても闘争心を持ってプレイする。

だから、相手が僕だからといって変わらないと思うよ。

ラッセル・ウェストブルックがケビン・デュラントとの今の関係を明かす「リスペクトしかない」

シーズン中のトレードでデュラントを獲得したサンズは、デュラントが出場した試合で8勝0敗を記録。

一方、クリッパーズもレギュラーシーズンを3連勝で終えるなど好調だ。

デュラントとウェストブルックは単なる1試合に過ぎないことを強調しているが、彼らにとって特別なシリーズになるに違いない。

なお、デュラントとウェストブルックの今季トレード後のスタッツは以下の通りとなっている。

–	K・デュラント	R・ウェストブルック
出場試合数	8	21
平均出場時間	33.6	30.2
平均得点	26.0	15.8
平均リバウンド	6.4	4.9
平均アシスト	3.5	7.6
平均スティール	0.3	1.1
平均ブロック	1.3	0.5
平均ターンオーバー	2.5	3.4
FG成功率	57.0％	48.9％
3P成功率	53.7％	35.6％
フリースロー成功率	83.3％	65.8％