シカゴ・ブルズがプレイイントーナメントでトロント・ラプターズを下した時、叫び声をあげてラプターズのフリースロー成功率を50％に抑えたデマー・デローザンの9歳の娘が一躍有名になった。

ブルズがデローザンの娘をプレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選出すると、ブルズのホームアリーナとネーミングライツ契約を結んでいるユナイテッド航空はデローザンの娘を無料でマイアミまで連れて行くと発表するなど、時の人となったデローザンの娘だが、その裏では深刻な脅威にさらされていた模様。

デマー・デローザンがプレイヤー・オブ・ザ・ゲームの娘に言及「僕の娘が叫んでいるのか？」

ユナイテッド航空がデマー・デローザンの娘の遠征をサポートへ

larrybrownsports.comによると、NBAはブラプターズ戦の最中にデローザンの娘にインターネット上で脅迫があったことをブルズに通知し、デローザンの娘は警備員に守られながらアリーナを去ると、父デローザンと共にブルズのチームバスに乗って移動したという。

なお、この件についてデローザンは次のようにコメントしている。

彼女が父である僕と一緒にいる限り、僕は何も心配していなかった。

これは単なる予防措置だ。

対処してくれたことには感謝している。

多くのNBAファンはデローザンの娘の叫び声に対して健全に反応している。

だが、一部のファンがデローザンとデローザンの娘に恐怖を与えてしまった。

ブルズは現地14日にマイアミ・ヒートに敗れ、NBAプレイオフに進出することができなかったが、デローザンの娘に今後同じようなことが起こらないことを祈るばかりだ。