ジャック・ボーンHCがジョエル・エンビードを退場させなかったオフィシャルに怒り「こんなの見たことがない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、ブルックリン・ネッツとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第3戦でニコラス・クラクストンにキックを見舞い、フレイグラントファウル1をコールされた。
クラクストンがアリウープダンクを決めた後にエンビードを跨ると、怒ったエンビードはクラクストンの股間付近をキック。
これによりエンビードにフレイグラントファウル1がコールされたわけだが、ネッツを指揮するジャック・ボーンHCによると、エンビードはフレイグラントファウル2で退場させられるべきだったという。
ボーンHCはエンビードのフレイグラントファウル1を振り返り、次のように指摘。clutchpoints.comが伝えている。
僕のキャリアの中でああいったことは見たことがない。
蹴られなくない場所を故意に蹴った選手がそのままプレイし続ける。
このゲームでそのようなことは見たことがない。
蹴ったにも関わらずプレイし続けることができる。
故意だったのにね。
エンビードにフレイグラントファウル2ではなくフレイグラントファウル1をコールした理由について、主審のトニー・ブラザーズは、「不必要な接触だった。足への接触であり、過度なレベルではなかった」と説明した。
いずれにせよ、ネッツはシリーズを0勝3敗とされ、一敗もできない状況に追い込まれた。
エンビードが怪我で欠場する予定の第4戦では、特にクラクストンのステップアップに期待したいところだ。
なお、クラクストンはエンビードに対するフレイグラントファウル1のコールについて、次のように語っている。
僕はフィニッシュした。
アンドワンだった。
そして彼の上を跨ぎ、彼は僕にキックした。
僕は彼が退場させられると思った。
から、彼らはフレイグラント1とコールした。
そういうことだ。
審判は僕の仕事ではない。
僕はもっとアピールすべきだったかもしれないね。
本当に、本当に傷ついたが、前に進むだけだ。
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