エリック・スポエストラHCがジミー・バトラーの男前発言を明かす「心配するな」
マイアミ・ヒートは現地26日、ミルウォーキー・バックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第4戦を制し、3勝1敗でカンファレンスセミファイナル進出を決めた。
第4Q残り2.1秒にジュルー・ホリデーがフリースロー2本中1本決めてバックスがリードを2点に広げた時、多くのNBAファンはバックスの勝利を確信しただろう。
だが、ジミー・バトラーが残り0.5秒にインバウンドパスを空中で受け取り、そのまま同点弾を決め、オーバータイムに突入した。
ヒートを指揮するエリック・スポエストラHCによると、他の選手に最後のショットを撃たせることを想定していたが、バトラーからの自薦があったという。
スポエストラHCは同点弾前のタイムアウトを振り返り、次のようにコメント。ESPNが伝えている。
あのプレイのバリエーションをいろんな選手を使って練習してきた。
僕は違うバージョンでやろうと思っていた。
すると、彼(バトラー)がこう言ったんだ。
「ノー、僕にやらせてくれ」とね。
僕は「OK。だが、もしパスを取ることができなかったらどうするんだ?」と言うと、彼は「僕が取ってみせる。心配するな」と答えたんだ。
スポエストラHCによると、バトラーの勝利を求める欲はあまりにも深く、時折病的に感じることさえあるという。
ヒートがカンファレンスセミファイナルで対戦するのは、クリーブランド・キャバリアーズを下して勢いに乗るニューヨーク・ニックス。
ヒートはタイラー・ヒーローとビクター・オラディポが不在だが、闘将バトラーは選手たちに闘争心をもたらし、勝利に導くパフォーマンスを見せてくれるだろう。
なお、バトラーのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第5戦のスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第5戦 |
---|---|
出場時間 | 46 |
得点 | 42 |
リバウンド | 8 |
アシスト | 4 |
スティール | 2 |
ブロック | 1 |
TO | 5 |
FG成功率 | 51.5% (17/33) |
3P成功率 | 30.0% (3/10) |
FT成功率 | 55.6% (5/9) |
+/- | -10 |
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