ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、この夏にプレイヤーオプションを破棄して完全FAになり、新たな契約を結ぶことができる。

グリーンはエージェントのリッチ・ポールとじっくり話し合ってから決定するというが、もしオプションを破棄した場合、サラリーキャップの問題を抱えているウォリアーズはグリーンが納得する契約をオファーできない可能性がある。

そんな中、ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCが、グリーンについて語った模様。

カーHCによると、グリーンを失ったウォリアーズはNBAタイトルコンテンダーではなくなってしまうという。カーHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。

聞いてくれ。

もしドレイモンドが戻ってこなければ、我々はタイトルコンテンダーではなくなってしまう。

我々はそうなることを分かっている。

彼は勝利のために重要な存在であり、我々が我々であるために重要な存在だ。

僕は絶対に彼に戻ってきてほしい。

カーHCによると、NBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルで敗退して以降はグリーンと一度も話していないが、近日中に話をする予定だという。

また、カーHCは昨年オフシーズン中にグリーンがプールを殴ったことがロッカールームに悪影響を及ぼしたことを認め、次のように語った。

10月に起きた問題により、彼はいろんなことを妥協した。

それは彼も分かっている。

だから、彼がここに戻ってくるなら、彼が長い間にわたって築き上げた信頼とリスペクトを再構築しなければならない。

グリーンは先日、ロッカールームの問題が自然に解決することを期待し、何かしらのアクションを起こすことなくただ静観していたことを明かした。

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グリーンとプールが来季もチームメイトとしてプレイするかは分からないが、もし彼らがウォリアーズに残留するなら、腹を割って話し合うところから始めなければならないだろう。

なお、自身も延長契約を結ぶことができるカーHCは、延長契約交渉はまだ始めていないとし、以下のようにコメントした。

急いではいない。

僕の契約状況は最優先事項ではないし、そうあるべきでもない。

いま最も優先すべきはボブ（・マイヤーズGM）の契約状況だ。

なぜなら、それが選手たちの決断や契約、ドラフト、フリーエージェンシーに大きな影響を及ぼすからね。