今季のゴールデンステイト・ウォリアーズには連覇の期待がかかっていた。

だが、オフシーズン中にドレイモンド・グリーンがジョーダン・プールの顔面に全力パンチを見舞った問題が明るみになると、それが選手間の信頼関係に影響したのか、ウォリアーズは昨季のような強さを見せることができなかった。

グリーンによると、彼のプールへのパンチがウォリアーズを駄目にしてしまったという。

グリーンは今季を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

僕たちは今プレイしていない。

なぜなら、僕たちは団結できなかったからだ。

もしあれ（プールへのパンチ）がなければ、このようなことにはなっていなかっただろう。

なぜなら、このチームを牽引しているのは僕の声であり、それが僕の役割であり、僕はただ黙って元の状態に戻るのを待ってしまったため、大きなズレが生じてしまったからだ。

なぜ元の状態に戻るのに時間をかけなければならないんだ？

2月頃には自分らしさを取り戻し始めたように思ったが、それまでの5ヶ月間はズレが生じ続けてしまった。

2月になってもそのような状態が続いているなら、それが自分の本質だ。

そういった習慣をつくり上げてしまったのだから、その時に修正しなければならない。

少しは良くなったかもしれない。

僕たちはセカンドラウンドに進出することができたが、チャンピオンシップのレベルではなかったんだ。

今季のウォリアーズは若手選手たちの成長が停滞し、出場機会を十分に与えられなかった若手たちは不満を持っていたと報じられている。

ウォリアーズはこのオフシーズン中に自身の役割に徹し、犠牲をいとわないベテラン選手獲得を狙うと噂されているが、グリーンとプールの決別は避けられないのかもしれない。

なお、ウォリアーズはグリーンと再契約し、プールをトレードで放出する可能性があるとされている。