フィラデルフィア・セブンティシクサーズのジェイムス・ハーデンは、この夏にプレイヤーオプションを破棄して完全FAになる見込みだ。

ハーデンの来季の契約は3560万ドルのプレイヤーオプションとなっているが、新たな契約では少なくともそれ以上のサラリーを要求するかもしれない。

larrybrownsports.comによると、ハーデンは4年2億ドル以上の契約を望んでいるという。

新たなCBAがスタートすることにより、シクサーズがハーデンにオファーできるのは最大4年2億1010万ドル。

一方、シクサーズ以外のNBAチームはハーデンに最大4年2億170万ドルを提供することができる。

つまり、契約交渉においてシクサーズにはほとんどアドバンテージがない。

とはいえ、1シーズン5000万ドル以上の契約を結んだ場合、来季のハーデンは2度のMVP受賞を誇るニコラ・ヨキッチ、今季MVPのジョエル・エンビード、NBA史上最も偉大な選手のひとりであるレブロン・ジェイムスを上回るサラリーを手にするというから、あまり現実的とは言えないかもしれない。

ただし、キャップスペースに余裕があるヒューストン・ロケッツの動きには注目したいところだ。