ジミー・バトラー「僕はスコアラーではない」
マイアミ・ヒートのジミー・バトラーはミルウォーキー・バックスとのNBAプレイオフ・ファーストラウンドで平均37.6得点、ニューヨーク・ニックスとのカンファレンスセミファイナルで平均24.6得点、ボストン・セルティックスとのカンファレンスファイナルで平均24.7得点と、スコアリングで重要な役割を担っている。
だが、デンバー・ナゲッツとのNBAファイナル2試合では平均17.0得点にとどまっているため、バトラーにスコアリングでの奮起を期待しているヒートファンは少なくないだろう。
だが、バトラーによると、スコアリングに専念することはせず、チームの勝利のためにやれることに全力を注ぐという。バトラーのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
僕はスコアラーではない。
ひとつの試合で大量得点したからといって、スコアラーになるわけではない。
僕はボリュームスコアラーではない。
スコアリングのためにプレスすることはない。
僕がプレスするのはただ勝つためだ。
もしすべてのポゼッションでパスしたとしても、僕たちが勝つなら気にしない。
もしすべてのポゼッションでシュートを撃ったとしても、僕たちが勝つなら気にしない。
これまでの発言から分かる通り、バトラーは周囲の批評をまったく気にしていない。
バトラーが気にしているのはチームの勝利だけであり、そのためにコートとロッカールームでリーダーシップを発揮し、チームメイトたちもそれについていっている。
バトラーはシュートをうまく決めることができなかったとしても、他の方法を見つけて勝利に貢献するだろう。
チームメイトたちも引き続きバトラーについていき、彼と共に勝利のために全力を尽くすに違いない。
なお、バトラーのNBAプレイオフ各シリーズのスタッツは以下の通りとなっている。
– | MIL | NYK | BOS | DEN |
---|---|---|---|---|
G | 5 | 5 | 7 | 2 |
MP | 37.2 | 41.0 | 39.6 | 39.2 |
PTS | 37.6 | 24.6 | 24.7 | 17.0 |
TRB | 6.0 | 7.2 | 7.6 | 5.5 |
AST | 4.8 | 6.0 | 6.1 | 8.0 |
STL | 1.8 | 1.6 | 2.6 | 0.5 |
BLK | 0.4 | 1.2 | 0.4 | 0.5 |
TO | 2.4 | 1.6 | 2.1 | 1.0 |
FG% | 59.7% | 43.2% | 42.0% | 39.4% |
3P% | 44.4% | 11.1% | 34.8% | 42.9% |
FT% | 70.8% | 86.8% | 83.3% | 100% |
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