開胸手術の過去を持つ元NBA選手のロニー・トゥアリフがブロニー・ジェイムスにメッセージ「いつでも相談してくれ」
ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスター、レブロン・ジェイムスの長男であるブロニー・ジェイムスが、先日の練習中に心肺が一時停止し、病院に緊急搬送された。
練習施設で応急処置したメディカルチームの働きにより、ブロニー・ジェイムスは一命をとりとめ、現在容体は安定しているという。
そんな中、元NBA選手であり、マイアミ・ヒート時代にレブロン・ジェイムスと共に過ごしたロニー・トゥアリフが、ブロニー・ジェイムスに力強いメッセージを送った模様。
NBAドラフト後に開胸手術を受けた過去を持つトゥアリフは、ブロニー・ジェイムスに向けて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
もしブロニーが相談したいなら、喜んで君と話したい。
僕たちはブラザーだ。
浮き沈みがある中で、僕たちは常に互いのそばにいる。
僕はそれがバスケットボールの世界の真髄だと思っている。
互いに固く結びつく。
それこそが僕たちが愛するスポーツの証だ。
チームスポーツであり、団結することだ。
もし彼が相談したいなら、僕はいつでもOKだ。
フランス出身のトゥアリフは、NBAドラフト前にフランスとNBAが用意した医師による健康診断を受けたところ、何の問題もなかった。
だが、2005年のNBAドラフト37位でロサンゼルス・レイカーズに指名された後、レイカーズのチームドクターによる健康診断を受けたところ、心臓に大動脈肥大が見つかり、手術を余儀なくされた。
その結果、トゥアリフは6時間に及ぶ手術を受け、翌シーズンにレイカーズの一員としてNBAデビューを果たした。
なお、レイカーズはトゥアリフとの契約を解除したものの彼の権利は保持し、手術費用も全額負担した。
トゥアリフのNBAキャリアは決して大成功したとは言えないかもしれない。
だが、大手術を受けたにも関わらず、その後NBAで10年間プレイできた経験は、ブロニー・ジェイムスにポジティブな影響を与えるだろう。
ブロニー・ジェイムスがバスケットボールに復帰できるか否かはまだ分かっていないが、トゥアリフなど多くの人々からサポートされ、前を向くに違いない。
なお、トゥアリフのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | NBAキャリア |
---|---|
TM | ロサンゼルス・レイカーズ ゴールデンステイト・ウォリアーズ ニューヨーク・ニックス ワシントン・ウィザーズ マイアミ・ヒート ロサンゼルス・クリッパーズ ミネソタ・ティンバーウルブズ |
G | 473 |
MP | 17.0 |
PTS | 4.7 |
TRB | 3.7 |
AST | 1.3 |
STL | 0.4 |
BLK | 1.3 |
TO | 0.8 |
FG% | 53.3% |
3P% | 0% |
FT% | 63.6% |
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