ドワイト・ハワードが2013年にレイカーズを去ってロケッツへ移籍した理由とは?「ジェイムス・ハーデンをコービー・ブライアントのヤングバージョンと見ていたから」

元NBAオールスターセンターのドワイト・ハワードはオーランド・マジックで8シーズンを過ごした後、ロサンゼルス・レイカーズに電撃移籍した。
ハワードには当時34歳だったコビー・ブライアントを手助けする働きが期待されていたものの、彼らはうまく噛み合わず、ハワードはわずか1年でレイカーズを去った。
そのハワードが新天地として選んだのが、ジェイムス・ハーデン擁するヒューストン・ロケッツだった。
ハワードによると、当時のハーデンにブライアントのような偉大なNBA選手になれるポテンシャルを感じたため、ロケッツへの移籍を決断したという。ハワードのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕は彼(ハーデン)をコービーのヤングバージョンのように見ていた。
なぜそう思っていたかは分からない。
ジェイムスを軽視しているわけではないよ。
ただ、あの時の僕は、ジェイムスと僕がコービーとシャック(シャキール・オニール)のニューバージョンになれると思っていたんだ。
ハワードによると、もし感情的に決断していなければ、レイカーズと再契約していたという。
感情に流されず、何がベストなのかを真剣に考えていれば、おそらくロサンゼルスに残留しただろうね。
そう明かしたハワードだったが、当時はブライアントとの関係悪化も噂されていた。
レイカーズと再契約したとしても、おそらく晩年のブライアントと当時27歳だったハワードはレイカーズの歴史に残るようなデュオにはならなかっただろう。
その一方で、ロケッツ移籍後のハワードはブライアントの偉大さを改めて認識したに違いない。
なお、ハワードのレイカーズに所属した2012-13シーズンとロケッツでの3シーズンのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | LAL | HOU |
|---|---|---|
| G | 76 | 183 |
| MP | 35.8 | 32.2 |
| PTS | 17.1 | 16.0 |
| TRB | 12.4 | 11.7 |
| AST | 1.4 | 1.5 |
| STL | 1.1 | 0.9 |
| BLK | 2.4 | 1.6 |
| TO | 3.0 | 2.8 |
| FG% | 57.8% | 60.1% |
| 3P% | 16.7% | 20.0% |
| FT% | 49.2% | 52.3% |


