トレードの噂の渦中にいるジェイムス・ハーデンが中国で大歓迎
ヒューストン・ロケッツはNBAレジェンドのヤオ・ミンがかつて所属していたことから、中国のファンが多いNBAチームのひとつだ。
だが、2019年に当時オーナーだったダリル・モレーが香港を支持するコメントをSNS上に投稿したことにより、中国ではロケッツのアイテムの不買運動やNBAゲームの放送を中止するなど大問題に発展。
これによりNBAは1億5000万~2億ドルの損失を被ったというが、当時ロケッツに所属し、現在フィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属しているジェイムス・ハーデンの中国人気は相変わらずのようだ。
fadeawayworld.netによると、中国のファンは同国を訪れたハーデンを大声援で迎え入れたという。
ハーデンが今も中国のファンから受け入れられているのは、モレーが香港を支持するコメントをした後、ハーデンが中国ファンに向けて、「申し訳なく思う。僕たちは中国を愛している」とメッセージを送ったからなのかもしれない。
そのハーデンは先日、シクサーズにトレードを要求した。
ハーデンはロサンゼルス・クリッパーズへのトレードを望んでいるというが、どうなるかはまったく不透明だ。
シクサーズファンとクリッパーズファンはもちろん、中国のファンも、ハーデンの動向を固唾を呑んで見守っているに違いない。
なお、ハーデンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 58 | 1000 |
平均出場時間 | 36.8 | 34.8 |
平均得点 | 21.0 | 24.7 |
平均リバウンド | 6.1 | 5.6 |
平均アシスト | 10.7 | 7.0 |
平均スティール | 1.2 | 1.5 |
平均TO | 3.4 | 3.7 |
FG成功率 | 44.1% | 44.2% |
3P成功率 | 38.5% | 36.3% |
FT成功率 | 86.7% | 86.0% |