ヨーロッパ移籍のケンバ・ウォーカー「バスケットボールがしたいだけ」
元NBAオールスターポイントガードのケンバ・ウォーカーは先日、フランスのクラブチームであるASモナコ・バスケットと1年契約を結んだ。
度重なる怪我によりNBAでプレイする機会が激減したウォーカーは、昨年11月にダラス・マーベリックスと契約したものの十分なパフォーマンスを見せることができず、マブスは今年1月にウォーカーをウェイブ。
ウォーカーはその後、どのNBAチームとも契約することができず、活躍の場をヨーロッパに移した形だ。
そのウォーカーが新たなチームでプレイするにあたり、意気込みを語った模様。ウォーカーのコメントをEurohoopsが伝えている。
ユーロリーグの名声を高める手助けができたらと思う。
プレイスタイルを増やし、さらに発展させることが目標だ。
大きな一歩だ。
新しい経験だ。
この機会を楽しみにしている。
僕はただバスケットボールをプレイしたいだけだ。
モナコ以上に良い場所はないだろう。
楽しい時間になるだろうね。
異なる環境で過ごすことを楽しみにしている。
チームメイトたちとの交流も楽しみだ。
新たな人々、コーチングスタッフたちやメディカルスタッフたちと会うこと、すべてが楽しみだ。
バスケットボールはバスケットボールさ。
僕は勝つためにここにいる。
ヨーロッパでプレイしている元NBA選手は決して少なくない。
だが、そのほとんどがNBAでプレイする機会を失った選手たちであり、その中でウォーカーは超ビッグネームの選手と言えるだろう。
ASモナコは昨季、初めてユーロリーグでベスト4に進出し、フランスリーグではタイトルを獲得。
当然ながら元NBAオールスターポイントガードのウォーカーにはASモナコをさらなる高みに牽引する働きが期待されているが、果たしてウォーカーは実績を残し、バスケットボールキャリアを取り戻すことができるだろうか?