ラトビア代表HCがレフェリーに不満「カナダとの試合でアメリカから来たレフェリーが3人」
ラトビア代表はFIBAバスケットボールワールドカップ金メダル候補だったフランス代表をグループステージで下した後、NBA選手を豊富に擁するカナダ代表に大敗した。
試合序盤こそ優勢に進めたものの、自力に勝るカナダ代表に逆転され、最終的に26点差で敗れてしまったわけだが、ラトビア代表のヘッドコーチを務めるルカ・バンキはオフィシャルに不満を感じていたようだ。
バンキHCによると、カナダ代表との試合をアメリカ出身のレフェリーが担当するのは不公平だという。
バンキHCは勝利したカナダ代表を称えつつ、オフィシャルについて次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。
まずは素晴らしい試合をした我々の対戦相手を称えたい。
彼らの素晴らしいパフォーマンス、シューティング、ポテンシャルは、すべてスタッツが物語っている。
僕は我々のプレイと試合へのアプローチに誇りを持っている。
彼らのフィジカルに対抗するのはタフだった。
我々はエネルギーが不足してしまった。
彼らのようなチームと対戦する時は、相手のインテンシティに対抗するために多くのエネルギーを消費してしまう。
我々はファンに感情をもたらし、戦う準備ができていることを示した。
我々の代表チームはサポーターの拍手に値する。
そう信じている。
テクニカルファウルは試合の一部だ。
だが、ファウルをコールする基準が最初から一貫していなかったと思う。
カナダとの試合を担当したレフェリーは3人ともアメリカから来た。
フェアではないと思う。
彼らの名前やサラリー、人気、年齢について話しているわけではない。
ただ同じように扱ってほしい。
テクニカルファウルの基準について話すなら、相手のコーチは何度かテクニカルファウルの基準に達したと思う。
FIBAのルールは一部の人には適用され、他の人には適用されていないんじゃないかな。
我々は彼らの強さを受け入れ、ハイレベルな試合が展開された。
我々は良い試合をした。
ある時点でベルトが切れてしまったが、常にプランBを用意している。
選手たちはそれぞれの個性を発揮し、素晴らしいプレイをしてくれた。
第3Qの序盤を除けばね。
高いレベルでプレイしてほしい。
エネルギーの観点では難しいかもしれないが、それが僕が求めていることだ。
リセットして次のラウンドに備える時間があると良いね。
そのレベルで戦いたい。
次の2試合はスペインとブラジルだ。
グループ2位でセカンドラウンドに進出したラトビア代表がセカンドラウンドに進出するのは難しいと見られている。
だが、金メダル候補だったフランス代表を下したように、可能性はゼロではない。
レフェリーのジャッジには不満が残るところだろうが、ラトビア代表は全員が一丸となって決勝トーナメント進出に向けて集中するだろう。