ボストン・セルティックスのペイトン・プリチャードはNBAキャリア3年目となった昨季、出場機会が激減した。

その状況を受け、2月のトレード期限前に他のNBAチームへの移籍希望を示唆したものの、セルティックスはプリチャードをキープ。

ペイトン・プリチャードが移籍希望を示唆？「もう少し大きな役割を担いたい」

このオフシーズン中もトレードが実現することはなかったが、プリチャードはセルティックスの一員としてプレイすることを覚悟したのかもしれない。

プリチャードは来季について次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

もしプレイする機会を得たら、僕にできること、高いレベルで勝利に貢献できることを示さなければならない。

それを披露する機会を楽しみにしている。

結局のところ僕は勝者であり、ジェイレン（・ブラウン）とジェイソン（・テイタム）を助けるつもりだ。

なぜなら、僕たちをプッシュしてくれるのは彼らだからね。

だが、彼らが困難を乗り越えるのを助けるために、僕たち全員で彼らを助けなければならない。

そして、最後にチャンピオンを勝ち取るんだ。

セルティックスを指揮するジョー・マズーラHCは先日、デリック・ホワイトを先発ポイントガードのポジションで起用することを明かした。

マズーラHCによると、昨季NBAシックスマン・オブ・ザ・イヤーのマルコム・ブログドンについては、引き続きセカンドユニットのポイントガードのポジションを託すという。

つまり、プリチャードは来季も十分な出場機会を得られない可能性がある。

果たしてプリチャードは少ない機会を最大限活用し、ローテーションに入れる選手であることを証明できるだろうか？

なお、プリチャードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	48	185
MP	13.4	15.7
PTS	5.6 （キャリアワースト）	6.6
TRB	1.8 （キャリアワースト）	2.1
AST	1.3 （キャリアワースト）	1.7
STL	0.3 （キャリアワースト）	0.4
TO	0.8	0.7
FG％	41.2％ （キャリアワースト）	43.0％
3P％	36.4％ （キャリアワースト）	40.0％
FT％	75.0％ （キャリアワースト）	89.0％