バディ・ヒールドのマブスへのトレードは実現しない？その理由とは

インディアナ・ペイサーズとバディ・ヒールドは先日、トレード先を協力して探すことで一致したと報じられた。

NBA屈指の3ポイントシューターであるヒールドにはダラス・マーベリックス、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ミルウォーキー・バックスが関心を持っていると噂されている。

バディ・ヒールドのトレード先候補3チームとは？

だが、マブスがヒールドを獲得するのは難しいのかもしれない。

hoopsrumors.comによると、マブスはティム・ハーダウェイJrをトレード要員にすると見られているものの、ペイサーズがハーダウェイJrに関心を持つことはないという。

ハーダウェイJrの契約はあと2年残っている。

契約は2年とも完全保証されているため、サラリーキャップに柔軟性を持たせておきたいペイサーズとしては、契約が来季で満了となる選手、もしくは若手有望株とのトレードを狙いたいところだろう。

なお、マブスは若手のジョシュ・グリーンとジェイデン・ハーディーをトレード要員とすることができるが、ビッグマンのクリント・カペラを獲得すべくアトランタ・ホークスとトレード交渉した時、グリーンとハーディーのトレードを拒否したと報じられている。

また、マブスにはトレードできるNBAドラフト1巡目指名権がひとつ、2巡目指名権が3つしかない。

ヒールドは今もダラスに家があるというが、マブスの状況を踏まえると、彼らのトレードが実現する可能性は極めて低いと言えるのかもしれない。

なお、マブスの現在のロスターは以下の通りとなっている。