ドレイモンド・グリーンがNBAレポーターをレブロン・ジェイムスのスパイだと思っていた?
ゴールデンステート・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンとロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、ライバルであり親友でもある。
だが、はじめから親友だったわけではない。
特にジェイムスがクリーブランド・キャバリアーズに所属し、ウォリアーズと激闘を繰り広げていた当時、ジェイムスとグリーンは激しいライバル関係にあった。
NBAレポーターのクリス・ヘインズによると、当時ウォリアーズのロッカールームを訪問すると、グリーンに「君はレブロンのスパイだ」と疑われたという。
ヘインズは当時を振り返り、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
僕が初めてウォリアーズのロッカールームを訪問した時のことだ。
ドレイモンドは「僕は君のことを信用していない」という感じだった。
僕は彼が僕をからかっているのだと思った。
彼が「僕は君を信頼していない」と言ったから、僕は「どういう意味だ?」と返すと、彼はこう言ったんだ。
「君はキャブスのスパイだ。僕たちを偵察するためにレブロンが君をここに送り込んだ。君たちとは関わらないし、君とは誰も話さないようにする」とね。
彼は本当に真剣だった。
僕も彼を信じることができず、こう返したんだ。
「ブラザー、僕はただのレポーターさ」
当時のキャブスとウォリアーズのライバル関係は熾烈を極めていた。
それゆえにグリーンは外部の人間を素直に信じることができなかったのかもしれない。
なお、グリーンは先日、ジェイムスとの関係について次のように語っていた。
僕がまず言いたいのは、コートに立ったら友達はいないということだ。
ただ、キャリアを重ねるにつれ、「君のことが嫌いだ」という気持ちだけでコートに立つわけではなくなった。
以前の僕は誰に対しても「君のことが嫌いだ」という気持ちを持ち、オン・ザ・コートとオフ・ザ・コートを切り離して考えることができなかった。
彼は僕のビッグブラザーだ。
僕は彼のことが死ぬほど大好きだ。
それが変わることはない。
唯一変わるのは、僕たちの関係がもっと良くなるということだ。