スペインに渡ったジャバリ・パーカーがNBAに皮肉「勝つために努力しているのは10~12チームだけ」
元NBA選手のジャバリ・パーカーは先日、スペインの強豪バルセロナと契約した。
近年ではNBAチームと契約することができず、海外のクラブチームと契約する選手が増えているが、パーカーによると、その原因はNBAの仕組みにあるという。
パーカーはNBAについて次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
僕はただ正当なものの一部になりたい。
すべての試合を重要視するチームの一員になりたい。
悲しいことにNBAはビジネスだ。
すべての試合で勝つための努力をしているのは10~12チームだけ。
残りの半分はドラフト指名権を獲得するために努力しているんだ。
それなら良い選手たちはどうなるんだ?
試合に負けるためには、超優秀であるか、ものすごく劣っているか、そのどちらかでなければならない。
残念ながら、僕たちはNBAが骨抜きになっていくのを目撃しているんだ。
パーカーによると、NBAがビジネスであるがためにデマーカス・カズンズやジョン・ウォール、ドワイト・ハワードといった元NBAオールスター選手たちは、NBAチームとの契約を勝ち取ることができないという。
NBAの各チームは主力選手たちに多額のサラリーを支払う一方で、ローテーションに入れないような選手のサラリーは極力抑えようとしている。
つまり、パーカーが指摘したように、中間クラスの選手たちがNBAチームと契約するのは難しい状況になってきているのかもしれない。
いずれにせよ、パーカーには契約をオファーしなかったNBAチームを後悔させるようなパフォーマンスを期待したいところだ。