ボストン・セルティックス一筋のNBAキャリアを送っていたマーカス・スマートは、オフシーズン中のトレードでメンフィス・グリズリーズへ移籍した。

ディフェンス力とリーダーシップに定評あるスマートのトレードには賛否両論あったものの、スマートによると、いずれはセルティックスからトレードされると思っていたという。

スマートはトレードを振り返り、次のようにコメント。RealGMが伝えている。

率直に言うと、いずれトレードされることは分かっていた。

ただ、僕の契約と新たなCBAを踏まえると、（トレードされるのは）来季になるだろうと思っていた。

いずれトレードされることは分かっていた。

僕は「（トレードの）噂を聞いたのだが、どうなっているんだ？」と何度が質問したのだが、「すべて順調だ」と言われた。

彼ら（セルティックス）は「大丈夫、大丈夫、大丈夫」という感じだった。

そして、トレードされたことを聞いた。

あのチームから伝えられる前に（記者の）シャムズ（・シャラニア）のtwitterの投稿で知ったんだ。

常に求められる場所にいたいと思うものだ。

他のチームにとってのゴミは、他のチームにとっての金だ。

ここにいられて嬉しい。

僕を求めてくれる組織、僕を高く評価してくれる組織の一員になれて嬉しい。

だから、僕はすごく興奮しているし、前に進む準備はできているよ。

グリズリーズではNBAオールスターポイントガードのジャ・モラントが出場停止処分により不在のため、スマートには大きな役割が与えられると見られている。

スマートは強烈なリーダーシップとディフェンスで若いグリズリーズを牽引し、勝利に導く働きを見せてくれるだろう。

なお、グリズリーズは現地11月19日のホームゲームでセルティックスと対戦する予定となっている。