シクサーズがジェイムス・ハーデンのトレード交渉を再開した理由とは？

フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地1日、元NBAオールスターガードのジェイムス・ハーデン、PJ・タッカー、フィリップ・ペトルシェフをロサンゼルス・クリッパーズへトレードした。

シクサーズはハーデンのトレードにテレンス・マン、もしくはノーマン・パウエルを含めるように要求していたものの、最終的には妥協したと見られる。

現地12月15日、もしくは1月15日まで待てば、多くのNBA選手がトレード可能になるため、より大きな見返りを得ることができただろうが、シクサーズはなぜこのタイミングでトレードに踏み切ったのだろうか？

RealGMによると、ハーデンがチームに帯同するためにミルウォーキー行きのチャーター機に乗ろうとしたところ、シクサーズに拒否され、それがハーデンとシクサーズの組織の関係悪化につながったため、シクサーズはクリッパーズとのトレード交渉を再開したという。

ハーデンは「個人的理由」により、シクサーズと離れて行動していた。

だが、フィラデルフィアに戻り、ミルウォーキー・バックスとの試合に向けてチャーター機に乗ろうとしたところ、警備員に制止され、「君がチームに帯同することは認められていない」と伝えられたと報じられている。

空港でチーム帯同を拒否されたシクサーズがジェイムス・ハーデンに伝えたこととは？

シクサーズはNBAスターのハーデンを失ったものの、選手たちは余計な雑音から解放され、よりシーズンに集中できるようになるだろう。

なお、シクサーズはクリッパーズとのトレードで獲得した資産を利用し、2月の期限までにさらなるトレードでロスターを強化する可能性があると報じられている。

シクサーズの現在のロスターは以下の通りだ。