NBAスターのジェイムス・ハーデンは、先日のトレードでフィラデルフィア・セブンティシクサーズからロサンゼルス・クリッパーズへ移籍した。

カワイ・レナード、ポール・ジョージ、ラッセル・ウェストブルックと共にビッグ4を結成したハーデンには、クリッパーズをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導く働きが期待されている。

だが、クリッパーズはハーデン獲得後3戦全敗と絶不調。

ハーデンをトレードで獲得したことに早くも否定的な声があがっているが、トレーニングキャンプの大半とプレシーズンすべてに参加しなかったハーデンは、まだ本調子ではないと感じているのかもしれない。

ハーデンはダラス・マーベリックスに敗れた後、移籍後全敗の理由について質問されると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。

僕個人としては、これはまだ3試合目だ。

僕はトレーニングキャンプに参加しなかった。

プレシーズンに参加しなかった。

だから、僕にとってはまだすべてが速いスピードで進んでいる。

僕には10試合くらい必要だ。

そこから現状が分かるんじゃないかな。

ハーデンは来季のプレイヤーオプションを破棄した後、シクサーズにトレードを要求。

その後エンドースメント契約を結んでいるアディダスのプロモーションイベントの一環として中国を訪問した際に、公の場でダリル・モレーを批判すると、シクサーズのトレーニングキャンプには一部参加したものの、プレシーズンは全休した。

そのため「自業自得」という声も出ているが、10試合程度を終えた時点のハーデンとクリッパーズの状況にますます注目が集まることになりそうだ。