シャキール・オニールがNBAのドレイモンド・グリーンに対する無期限出場停止について「僕なら2試合の出場停止処分にする」
NBAは先日、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンに無期限の出場停止を命じた。
グリーンはこれまでの自身の行為を省み、正しいメンタルを取り戻すためにカウンセリングを受けると見られている。
そんな中、NBAレジェンドのシャキール・オニールがグリーンに対する無期限停止について言及した模様。
オニールによると、グリーンのユスフ・ナーキッチに対するパンチは故意ではなく、NBAは2試合の出場停止処分に留めるべきだったという。オニールのコメントをbasketnews.comが伝えている。
彼はコールを狙おうとしていたのだと思う。
彼が腕を伸ばしたことが間違いだったんじゃないかな。
ドレイモンドは「彼(ナーキッチ)が僕のユニフォームを引っ張ったから、僕はこの男にパンチを見舞う」と言っていないよね。
彼は回転しようとしただけだ。
彼は正直な選手だ。
不運だった。
僕なら彼に2試合(の出場停止処分)だ。
あれが彼のやり方だ。
(デニス・)ロッドマンもキャリアを通して同じようなやり方を貫いた。
彼を殿堂入り選手にしろ。
君たちは彼らしくあってほしくないのか?
そんなことは絶対にない。
リーグに来て以降、彼は彼のやり方でプレイしてきた。
レフェリーとやり合ってきた。
テクニカルファウルをコールされ、人々にぶつかってきた。
(ミシガン州サギノー出身の)彼がデトロイト・バッドボーイズの周りで育ったことを多くの人々は知らない。
それが彼に4度のNBAチャンピオンをもたらしたんだ。
彼が突然助けを必要としたのか?
彼がチャンピオンになった時、誰もそんなことは言わなかった。
僕は今回の件でそれが唯一の問題だと思っている。
グリーンは過去に数々のダーティープレイを繰り広げてきた。
だが、昨季のNBAプレイオフでドマンタス・サボニスを踏みつけると、ここ1ヶ月の間にルディ・ゴベアにヘッドロックを仕掛け、ナーキッチにパンチを見舞うなど、頻度が上がっている。
それを踏まえると、やはりグリーンのメンタルに何かしらの問題が生じていると見たほうが適切なのかもしれない。
いずれにせよ、グリーンが正しいメンタルを取り戻し、激しい闘争心はそのままにウォリアーズを勝利に導くパフォーマンスを見せることを期待したいところだ。